「叶った状態でいる」とは「叶えたいことを忘れて、フラットな状態でいること」です。
どうでも良くなった頃に叶えたいと思っていたことが叶うことある、というのは聞いたことがあるかもしれません。
そういったときに願いが叶うのは、執着がなくなったから。
それでも、叶えたければ叶えたいほど、執着は強くなってしまうものですね。
では叶えたいことがあるときどうすればよいのか。
それは、それを一旦横に置いて、他のことをやることです。
できるならそれを忘れるくらいがちょうどいいのです。
もしかすると、その願いに対して何か努力をしなければ叶わないのではないかと思うかもしれません。
もちろんできることは試してみた方がよいでしょう。ただ、そればかりに目を向けていては、苦しくなってしまうのではないでしょうか。
もし、その願いを強く思い続けることが辛くないのであれば、それでも構いません。
でも、本当に願いが叶うときは意外と心が軽い状態であったりするのです。
それでは、叶った状態でいるとは具体的にはどういうことか。
それは、叶っているからそのことなどどうでも良くなっている状態のことです。
例えをあげるなら、どうしても行きたい大学に合格したいという願いがあるとします。
そして合格発表で自分が合格していることがわかる。
そしたらその人はその後合格について考えるでしょうか。
考える必要などないですね。既に叶っているのですから。
合格した後は、恐らく大学生活に思いを馳せてわくわくしていたり、もしくは勉強についていけるか、新しい不安や悩みに頭を抱えているかもしれませんね。
ただ一つ言えることは、もうその大学への合格については考えていないということ。
それが叶った状態なのです。
要するにその叶えたいことについてはもう考える必要のない状態になっていることが、叶った状態なのです。
だから、叶えたければ叶えたいほど、それについては考えていない、忘れているくらいがベストなのです。
だからもし、今どうしても叶えたくて仕方がない願いがあって、辛くなってしまっているのであれば、
それは一度脇に置いてみましょう。
そして他のことに目を向け、叶えたいことを忘れてしまうくらい、今を楽しく過ごすことに集中してください。
そしてそこで大事なのは、そんな自分を認め、そのまま受け入れること。
そうして過ごしていくうちに、叶えたいことがいつの間にか叶っていることに気づくかもしれません。