引き寄せ 心の持ち方

引き寄せの法則 全てある、の本当の意味

引き寄せの法則でよく言われる「全てある」とは、こうしなければならないという自分への制約を取り外すことです。

全てあるの意味

引き寄せでよく、全て持っている、とか既にある、とか言ったりしますが、それは具体的にどんな風に考えることなのかを少しお話していきたいと思います。
結論からいうと、
これまでずっと思っていた、こうしなければいけない、という自分への制約が本当は必要のなかったことだと気づくことです。
例えば具体例を出すなら、
いずれ結婚して、子供をもうけて、家庭をつくっていかなくてはいけない。(そうでないと、半人前だと思われるかもしれない…)
もっと、もっとお金を貯めないと、好きなことにお金をかけちゃいけない。節約しないと…
もっと資格をとって、安定した仕事につかないと。
〜しなければ、という思いは、裏を返すと自分は何かが不足している、欠けているという思いからきています。
そしてその不足している、という感覚は実は思い込みなのです。
〜しなければいけない、ことなど最初からないのです。
自分の人生なのですから。
こうしなければいけないと指図できる他人はいません。
自分が知らないうちに、自分に責任や制約をどんどん課していってしまっているのです。
そんな必要はないのです。
ただ、そうしてしまう理由は、恐らく世間の常識や小さい頃にこれが正しい、と教わってきたことが原因にあるかもしれません。
けれど、そのどの教えもあなたにとっての正解であるとは限りません。
自分の答えは、自分で導き出したものだけです。
他人が導いた答えは、あくまでその他人にとっての答えに過ぎません。
しなくてはいけない、何かが欠けている、というのは、実はほとんどが他人軸の考え方からきているものなのです。
他人はこう考えるだろう、世間はこう思うだろう、という考えが原因になっていることが多いのです。
しかし、それは他人の答えであり、自分の答えではなかったことに気づく必要があります。

他人軸であるかどうかの見分け方

あまりに他人軸に慣れ過ぎていると、その境が分からなくなってしまうかもしれませんが、簡単な見分け方があります。
それは先程挙げたような例を、自分に本当にそうしたいか問いかけたときに気分が上がるが、重い気持ちになってしまうか、ということです。
重い気持ちになるなら、それは他人の答えであり、自分の枷になっている可能性があります。
一つずつ、そうやって〜しなければならない、を外して行った先に、
自分はこのままで良かったんだ、全てもうあったんだということに気づくでしょう。
そうするともう、何かを埋めるために外に頑張って「何か」を探したり、手に入れたりしないと、という強迫観念のようなものは薄れ、自分が満たされていることを少しずつ感じられるようになります。

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