独学で失敗して通信に切り替えてから2年目で社労士試験に合格してわかった、やってはいけない勉強法と合格の勉強法 ③

■試験までモチベーションを維持することの大切さ

7月下旬に模試でD判定 それでも合格

7月下旬にTACの模試を受験しましたが、結果はD判定という厳しい判定でした。問題を解いたときも難しすぎてわからない問題や、解くのにあまりに時間がかかってしまい自信を喪失してしまうような出来でした。しかし、それでも今までやってきたことを見返し、復習をしっかり行って試験に挑むと、選択式では29点択一式では53点という比較的余裕をもった合格をすることができました。模試の結果にショックを受けて気持ちを立て直せないまま勉強をしていたら合格も遠のいてしまったと思うので、模試を受けて結果がたとえ悪くても、模試と本試験は別だと思って割り切ることが大事です。模試を受けて一番大切なのは、間違えた問題をきちんと分析し、同じ過ちを繰り返さないようにすることと今までやってきた勉強で足りない部分を補完することです。模試の結果が悪くてもそこからの勉強次第で合格できるので、モチベーションを下げないように勉強することが大切です。

■使用した通信教材について

私は通信講座で合格をすることができましたが、今回受けた講座はフォーサイトの社労士講座です。人によって合う合わないはありますが、今回合格できた要因としてこの講座が分かりやすかったことが一つ挙げられます。特に2020年試験の講座から講師を務めている二神先生の教え方はかなり分かりやすいと感じます。私が使用した教材は、独学の時のLECの「出る順社労士」シリーズとフォーサイトの社労士講座のみなため、他の講座との比較ができないのですが、二つの比較となぜフォーサイトの講座がよかったのかを説明します。

①LEC出る順シリーズの悪かった点

圧倒的に分かりづらい点です。これはフォーサイトの講座と比べたからわかることでもあるのですが、言葉が難解で一度読んだだけでは私はあまり頭に入ってきませんでした。読みづらいということでなかなか進めることもできないし、理解せずに暗記に頼ってしまうやり方になってしまったので、個人的にあまりお勧めできません。またテキストもあまりカラフルではないためあまり勉強をしていてもモチベーションが上がりにくいです。

②フォーサイト講座の良かった点

これは特に2020年からの講座の良かった点ですが、二神先生の教え方がとても分かりやすいです。社労士のテキストはやはり理解するのに時間がかかるような難解な部分も多いですが、二神先生は自分の言葉でかみ砕いて難しいものを簡単にして教えてくれるため、一度講義を聞いただけですっと理解しやすかったです。そしてテキストが年々分かりやすく改定されています。2019年のテキストともわかりやすかったですが、2020年のテキストはより分かりやすく改編されており、毎年分かりやすい教材を作ろうと工夫を凝らしていることが伝わりとても好感を持ちました。2年続けてフォーサイトの受講をしましたが、こんなにもテキストの内容が改編されているとは思わず、同じものを使い古すのではなく日々分かりやすくするための努力を感じ素晴らしいなと感じたことを覚えています。

③フォーサイト講座の注意点

フォーサイトの講座内容にはとても満足しており、個人的に悪い点は思い浮かばないのですが、強いて言うなら模試を受ける場合は模試講座が5月くらいに開講されるのでそちらを受講するのがおすすめです。社労士講座にも模試はついてくるのですが、模試講座の方が基礎レベルと本試験レベルの二つの種類の模試を受けることができるのでそちらの方が、自分の足りない知識を分析して補うには最適だと思います。ただそれは追加購入しなくてはいけないので、希望をいうと社労士講座にそちらの模試がついていればさらに良いのにと感じました。

■フォーサイト講座を受けていたときに消化した勉強と消化できなかった勉強

フォーサイトの講座の教材はとてもボリュームが多くおそらくすべての教材をこなすだけでだいぶ骨が折れるでしょう。時間に余裕がない方からすればもしかしたらどれか省けたらいいのにと思うかもしれません。私の場合意図的に省いたわけではありませんが、結果的に時間の都合で消化できなかったけれど合格はできたということで参考的に紹介したいと思います。ただ、注意点はその教材をやらなくても合格できるというわけではなく、勉強の仕方を工夫することで結果的にその教材をやらなくても合格ラインに到達できたと考えているので、やらないに越したことはありません。

①過去問の2周目以降

講師の先生が過去問は少なくとも2周はしなさい、とおっしゃっていたのでできるなら2周、3周したかったのですが、時間が足りずすべての過去問を1周しかすることができませんでした。それでも時間的に1周しかできないかもしれないという危機感をもって問題を解いていたので誤った問題はテキストに戻ってDVDを視聴しなおしたりして一度でしっかり頭に定着させる気持ちで解いていました。

②社労士講座についてくる模試

私はフォーサイトで模試講座を追加購入して2回分模試を解いていたので、本講座についてくる模試は時間の都合もあり解くことができませんでした。

③横断まとめ編

こちらは社労士の直前対策講座を購入した方だけについてくる講座ですが、科目間の知識を横断的に復習するような講座です。私の場合DVDを2周した科目などは横断的な知識を再度自分で整理しテキストに書き込んで学習したりしていたので、この講座を消化することより他の勉強を優先したため結果的にやることができませんでした。横断的な知識に自信がない方は消化した方が良いでしょう。

④暗記カード

入門講座などと一緒に一番最初に送られてくるものの中にカードリングにまとめて持ち運びできる暗記カードがあるのですが、最初は少し使っていたのですが、個人的に自分で知識をまとめたメモを保存して見返す方が知識が定着しやすかったので、こちらは使用しませんでした。

⑤演習ノート

こちらは問題演習の際に使用するノートです。使用の仕方は間違えたときになぜ間違えたのか分析して、その理由などを自分で書き込んで知識の定着を図るものですが、結局使いませんでした。

消化した勉強・活用した方がよいもの

①道場破りのチェックテストと確認テスト

「道場破り」という受講生が見られるマイページ中の一つのコンテンツに、講義を視聴した後にどれくらい内容を理解しているかを把握するためのテストがあります。

 チェックテストはページ数を細かく区切った範囲での簡易的なテストで、確認テストは大きな範囲の総復習的なテストになります。こちらのテストはきちんと講義を理解していないと解けないので、テストをするつもりで講義を聞くとより集中してメリハリをつけて勉強することができます。ちなみに不合格時には時間がないと理由をつけてやっていませんでした。

②予想問題集

こちらは言わずもがなとは思いますが、2020年講座では選択式予想問題集【労働編】、【社会保険編】、択一式予想問題集【労働編】【社会保険編】、の4冊です。こちらもできれば何周もできればよかったのですが、ボリュームが多く私は1周しかできませんでした。ただ不合格時には時間がなくて最後まで終わりきらなかったので、1周だけでもすべてを解き終えることをおすすめします。

③選択対策編、択一対策編(直前対策講座)

こちらは上記に挙げた予想問題集と似たようなものですが、直前期にはこういった問題集をできるだけ解き、自分にどこの知識が欠けているのか把握し埋めていくことが大切です。こちらは選択対策編と択一対策編の2冊ですが、かなりボリュームが多く上記の予想問題集4冊とこちらの2冊を解くだけでも時間がかかるのでできるだけ早めに手を付けた方が良いです。

④白書・統計対策編、法改正対策編(直前対策講座)

こちらも不合格時には手を付けることができなかったのですが、どちらも活用した方が良い教材です。法改正対策編は、試験でも新しく改正された部分として取り上げられることが多いものをピックアップして講義しているので、試験対策には一通り目を通しておくのが良いです。また白書・統計対策編については、主に「労務管理その他の労働に関する一般常識」「社会保険に関する一般常識」の2科目から出題されるものについてまとめています。この2科目はきちんと対策していないと「基準点割れ」といって科目ごとの最低点を取ることが難しくなってしまいます。そのため時間にあまり余裕がなくてもできるだけ目を通して白書及び統計調査に関する事項について試験で出たときにある程度理解できるくらいの知識をつけた方が良いです。

⑤労働経済白書のポイント、厚生労働白書のポイント(社会保険労務士 基礎講座 合格対策付録)

こちらは付録の教材で、上記と同じ「労務管理その他の労働に関する一般常識」「社会保険に関する一般常識」からの出題に関わる付録です。④に挙げた教材よりは優先度は落ちますが、この2科目について不安要素のある方は目を通しておいた方が万全の状態で試験に臨むことができます。

■最後に

活用した方が良い教材として挙げた5つは、基礎講座の教材をしっかり終えてから取り組むものです。試験では何よりも基礎をきちんと理解していることが大事です。基礎を身につけていれば、応用問題が出ても対応できます。そのために基礎講座のテキストをできるだけ暗記に頼らず頭で理解することが大事です。暗記しなくてはいけないものもありますが、暗記だけに頼ってしまうと忘れてしまうものが増えてしまいます。頭で理解しながら講義を視聴するのは時間がかかるので、できるだけ早めに始めることをおすすめします。基本的なことがしっかり身についたあと上に挙げた教材で知識を補完するために活用するのが良いと思います。ちなみに暗記しなくてはいけないものについては、意外と語呂合わせが覚えやすいです。個人的に語呂合わせで覚えたものが最も長期間忘れずにいることができました。自分で覚えやすい語呂合わせを作って覚えるのがおすすめです。

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