独学で失敗して通信に切り替えてから2年目で社労士試験に合格してわかった、やってはいけない勉強法と合格の勉強法 ②

■独学で失敗して学んだ、やってはいけない勉強法

最初の1年目は独学で勉強を始めましたが、これが失敗でした。要因として社労士試験を甘く見ていたことと、暗記の試験だと思い込んでいたことです。実は独学で合格した人のブログを読みその通りにやってみたのですが、試験では全く歯が立たず正直1年目の試験の学習は知識として身になっていませんでした。

 その時にどんな勉強をしたかというと過去問から解き、答えをその都度覚え、よくわからなければテキストに戻って学習するというものでした。しかしこのやり方は全くお勧めできません。なぜなら試験で過去問でも見たことのないような応用的な問題が出たときに全く太刀打ちできないからです。応用的な問題は、暗記ではなく基礎をしっかり身につけていなければ解けません。

■合格するための具体的勉強法

まず基本の知識をしっかり定着させることです。膨大な過去問を解けるようになったとしても、基本の知識が身についていなければ変わった問題や見たことのない問題を解くことはできません。私が合格するまでの勉強の道のりで気づいたことは、社労士試験は暗記だけに頼って合格できるほど甘くないということです。そして暗記に頼れば頼るほど、知識として記憶に残らず本番で問題を解くことができません。

 基本の知識をしっかり定着させるというのは具体的にどうすればよいか、私がやって基礎が定着したと考えられる勉強の仕方を紹介します。

①通信教材の講義を2周視聴する。

この方法は時間に余裕がある人にしかお勧めできませんが、個人的にとても知識の定着が進んだと思う方法です。1回目と2回目の視聴では学習の質が大きく上がります。1回目でなんとなく聞き流していた部分や理解できなかった部分を2回目で理解できるようになることが多いので、知識の抜けを防ぎ、定着させることができます。また何科目も視聴することで、科目間での横断的な知識を発見することもでき、記憶にも残りやすいので暗記に頼らない知識を身につけることができます。

②過去問や模試で間違えた問題をなぜ間違えたか理解し、どういう道筋で答えを導くのかテキストに戻って復習する。

私は問題を解いた後の復習にかなり時間をかけていました。人によるかもしれませんが、たとえば一つの模試の復習に5、6日かかったこともありました。時間をかければいいというものではありませんが、答えの導き出し方を一問一問テキストに戻ってみていると私の場合はかなり時間がかかってしまいました。ちょっと時間をかけ過ぎではないかと学習していたときは反省していましたが、暗記ではなく理解して答えをだすことを大事にして学習していたその方法は今となっては合格の一つの要因になったと感じています。

③よく間違える問題や分かりにくいテキストは自分の言葉でかみ砕いて、簡潔にまとめて自分のメモに保存しておく。

 社労士の学習の中では箇条書きにしたり、図式化したりして自分の頭で整理しなおした方がいいものがあります。特に理解しにくいものはなおさらです。また同じ問題を何度も間違えてしまう場合もメモに残して何度も見返すことで間違えることを防ぐことができます。私がメモに保存していたものの一部をご紹介します。

「未支給の保険給付」という規定がありますが、この規定が適用される科目と適用されない科目があります。試験の中で適用されない科目にも未支給の保険給付が適用されるような文言を入れて誤り、とする問題が出る場合があります。そのためどの科目にその規定が適用され、どの科目には適用されないのかを混同せずにきちんと把握する必要があります。

未支給の保険給付の保険制度があるのは、労災保険、雇用保険、国民年金、厚生年金です。児童手当に関しては、未支払いの児童手当の規定があります。例えばそれにもかかわらず、健康保険でも未支給の保険制度があるような文言がある問題文が出た場合は誤りとなります。こちらは横断的な知識となりますが、自分のメモでは簡易的に以下のようなメモを保存していました。

未支給の保険給付

労災 雇用 国年 厚年 児童 のみ

健保はなし

問題集を解くなかで、健康保険にも未支給の保険給付の規定があると勘違いしたことがあったため、「健保はなし」というメモも入れていました。

④横断的な学習で基礎の定着を図る

こちらは①や③でも少し触れましたが、科目間での共通の規定や類似規定を整理して理解するということが、合格するうえで大事になります。たとえば健康保険と厚生年金では類似した項目がいくつかあります。その一つに保険料の滞納処分の措置がありますが、ほとんど同じなため、厚生年金のテキスト滞納処分の規定についてあるページには「健康保険p○○」、健康保険のテキストには「厚生年金p○○」というように書き込みをして、何度も違いを確認するようにしていました。そういった類似点を科目間で、自分で発見していくことも記憶に残りやすくなります。

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